新築
自然の情景とモダンな建造物との共鳴がコンセプトです。
こちらの建物を拝見した時、プレイリースタイルをイメージしたので、草原に地を這うような美しい水平ラインの建造物と、
自然の中から切り取った情景が調和したランドスケープを表現するために、存在感のある自然樹形での植栽にこだわりました。
今回は、成長を待つのではなく、最初から建築物のサイズ感に合わせ、化成肥料などに頼らずに育った天然のサイズの木を植栽しました。天然の樹木を移植するのは、植物にとって根を切られる経験が初めてのため、環境の変化に対応できず枯れる可能性が非常に高くなります。しかし、私達Hewleyは、最高だと感じた樹木を植えるために、どうしたら自然の美しさのまま、お庭に植えることが出来るのかを考え、一切の妥協をせずに、植物に無理の無い方法を考え、何百本も植えてきました。このノウハウを活かし、限られた空間の中でベストの樹木を植栽できる事が出来るのです。
リノベーション
今回のコンセプトは、デザインにこだわりたいけど、メンテナンスを手軽に済ませたい、
と言うお客様のご要望に合わせて、設計、施工しました。
地球の進化による地殻変動をテーマに、大地から沸き立つ植物の力強い躍動感と近代的な建造物の融合を表現。
植物に携わる中で、改めて植物は凄いなー、と思う瞬間があります。それは、同じ建築物や景色の場所でも、植物の種類や個性で、その空間を変えてしまうからです。日本の樹木は、桜のように“美しい”ものから苔や茶花のような“侘び寂び”、もみじの“涼やかさ”など実に日本らしく、素晴らしいイメージの木が多く存在します。しかし、海外にはリゾート地で見るような、ユニークでカラフルな植物も無数にあり、私たちはそれらの植物を日本の気候に適応させ生育していく為に必要なノウハウを用いる事により、個性豊かな海外のプランツを活かしたランドスケープを表現しています。
設計・3Dパス
ヒュウレイのプレゼンのこだわりは、お客様とイメージを共有する事。2Dやデッサンのみのプレゼンでは、イメージの誤差により工事のやり直しや修正による工期の遅れ、お客様の(伝わっているのかなぁ)と言う不安を招いてしまいます。しかし、3Dパスでのご提案は、イメージを共有、共感しやすく打ち合わせのお時間や、現場での確認などの無駄な時間を大幅に短縮し効率よくお打ち合わせする事が出来ます。
アプローチからお庭周りまで、人の目線になって歩く目線の動画の作成が可能です。隣接部分の目隠しやパテーション高さ、密度やサイズ感の確認などが可能になり、どんな商品をどのようなサイズで配置するのがベストかと言う事を、確認しやすくなります。それにより、後からの修正、手直し等を軽減する事が可能です。
お庭は最初のセキュリティーラインです。実際のエクステリアアイテムや植栽を施した際、昼の雰囲気では、夜のデッドスペースを確認しにくいものです。3Dパスでは、昼、夜の切り替えをワンタッチで確認出来ますので、デッドスペースを作らない施工のお打ち合わせが可能です。